人材不足は高齢化社会が原因の介護士

人材不足で求人が増えている!?

人材不足の業界で働き始めよう!

企業の人材不足が深刻な昨今、このことは企業の運営に大きく関わることですから、好条件を提示して人材確保に力を入れています。特に看護師、運送ドライバー、介護士の人材不足が深刻になっていますから、この分野で働きたい人は今がチャンスです。転職サイトなども充実していますので、条件の良い職場を見つけて働きましょう!

高齢化社会の加速が原因で不足する介護士

介護職ってなに?

介護と言ってもその仕事内容は様々です。簡単なものから専門的知識が必要とされるものまで幅広くあります。介護の仕事は老人ホームなどの施設で利用者の方の身の回りのお世話をします。具体的には着替えの介助、食事の介助、入浴の介助です。ストレスのない生活を送ってもらうことを目標としてお手伝いします。介護の仕事は介護保険制度上は無資格でも働くことが出来ますが、介護職員初任者研修以上の資格を望む施設が多いので、介護福祉士の資格があると就職には有利です。

介護職ってなに?

介護士の働く場所

介護士の働く場所は特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホーム、認知症グループホームなどがあります。その他にデイサービス、デイケア(通所リハビリステーション)などもあります。特別養護老人ホームは日常生活での介護が常に必要な高齢者のための施設ですので、要介護認定をされた方が対象で、24時間体制で介護が行われます。有料老人ホームは入所のための基準はなく高齢者なら誰でも入所が可能です。グループホームは認知症の高齢者が対象で少人数で共同生活をします。老人保健施設は病状が安定している高齢者がリハビリテーションを行いながら自宅で生活が出来るようになるよう訓練します。デイサービスは自宅で生活する高齢者のお世話を日帰りでしたり、レクリエーション、機能訓練を受けることが出来る施設です。

介護職員初任者研修の資格とは?

ホームヘルパー2級の資格が廃止となり、新しく出来た資格が介護職員初任者研修です。資格が変わったことによって何が変化したかと言うと、より現場で対応出来る人材が育成されるカリキュラムになりました。以前は130時間あった研修時間のうち30時間の施設実習が廃止となり、通学で行う実技の時間が増えました。知識の定着をはかるための終了試験が加わっています。もちろん今までと同様にホームヘルパー2級と同等の仕事が出来ます。

介護職の人材不足

2000年以降、介護士の数は年々増加しています。今では当時のおよそ3倍まで増えており、介護士の数が増えているのにも関わらず人材不足に悩まされているのが現状です。なぜ人材不足が生じるのでしょうか?それは少子化が原因です。高齢者が増える一方で若い世代の働く人数が足りていないのです。これから先も働く人口そのものが減少していくことが予想されています。また、重労働に見合わない低賃金、人間関係や職場環境が理由で離職してしまう人も少なくありません。