近年人材が不足する職種は?
看護師の仕事は人気のある職種です。しかし看護師になる人が多くいても、看護師を辞めてしまう人も多くいます。自分の目標とする看護はあるのに日々の仕事に追われ納得のいく看護が出来ないことで臨床の現場を去ってしまう人、長時間勤務や精神的ストレスに耐えられず看護師の仕事を諦めてしまう人が多いのです。働く人が少なくなれば当然ですが仕事の量も増えます。今まで2人で補っていた仕事を今度は1人で行いますから、そうした無理が負担となり、また人が減り、それが続くと人材不足になります。
運送ドライバーの仕事は荷物を荷揚げ場所から荷降ろしする場所まで運ぶことです。トラックの大きさは大小様々で、小さい物は軽トラから、大きな物はタンクローリーまであります。運送ドライバーは体力が必要な仕事で、場合によっては生活が不規則になることもありますし、拘束時間が長くなることもあります。運送業界は体力面が辛い、仕事がハード、賃金が低いなどのイメージが付いていて、なかなか思うように人が集まらず、深刻な人材不足になっています。
高齢化社会が進む現代では介護士の仕事はとても重要な職種です。介護職の人口は年々増加していますが人材不足が問題になっています。それは少子化が原因です。高齢者が増える一方で若い世代の働く人数が足りていないのです。これから先も働く人口そのものが減少していくことが予想されています。利用者が多いのに働く人が少なければ、働いている人の負担は大きくなります。重労働に見合わない低賃金が理由で離職してしまう人もいます。